「少年は戦場へ旅立った」を読んで

  SH
 戦争は恐ろしい。僕はこの本を読んで戦争の恐ろしさを知った。
 僕は7歳のときに軍隊に一回憧れた事があった。ある戦争映画を見ていて、主人公が転がりながら敵を撃ったり、手榴弾を投げたりして、かっこいいと思ったからだ。
 だが、チャーリーは違った。彼は大人として認めてほしかったから、軍隊に入った。ぼくは、お母さんから、「帰って来て。」という手紙が来ている間に、軍隊を抜けていたほうがいいと思った。だが、ほんとうの戦争の恐ろしさを知らなかったので、軍隊を抜けなかった。
 チャーリーが想像していた戦場は、いくつかの盗み合いや、数発の発砲だった。しかし、現実は、兵士が撃たれたり、頭がふっ飛んだりして、残酷でひどかった。ぼくがもし、彼の立場にいたら、最初の戦場でショック死していただろう。
 彼は運良く全部の戦場で生き残ったが、いつどこで死ぬかわからない恐怖心が、僕に伝わった。彼は、最初の戦いでいくつかの不安があった。だが、つぎつぎに戦場に行くたびに、少しずつ動いていった。弱音をはいたりしていたが、時間が経つにつれ、
「北部のためだ。」
という気持ちが強くなり、そのことで自分に自信を持ち始めた。
 ぼくは、いつも自分に自信が持てず、そして心が弱くいつも逃げていた。しかしこの本との出会いで勇気をもらい、逃げないでそのことに立ち向かおうと思った。

少年は戦場へ旅立った(原題 Soldier's Heart、写真上)
ゲイリー・ポールセン Gary Paulsen著 、林田康一訳、あすなろ書房


<注意>再来週は休講です
来週は運動会ですが、その次の10月7日は休講で、授業がありません。休講の予定だった10月21日に授業があります。アフタースクールも21日にかわります。


席がえ
9月9日、新学期が始まり、気分一新のため、席がえをしました。


<今週の学習と宿題>
(省略)