松井秀喜さんが来ました

10月21日、あこがれの松井秀喜さん(ニューヨーク・ヤンキース)が来校しました。今回は、故障中に育英のみんなから励ましてもらって、無事、復帰してプレーできるようになった「お礼の意味を込めて」の来訪でした。義理がたい姿、学びたいと思います。午後の授業のはじめに多目的室に全校生が集合して迎え、このクラスの生徒が学校を代表して花束を贈呈しました。松井選手はとても気さくで、野球などの話のあと、いろいろな質問にも答えてくれました。また、本もプレゼントしてくれました。ますますの活躍を期待します。(写真はNHK)


生徒作品<作文>
日本の中学校 HS
 私は夏休みに二ヶ月ほど日本に帰りました。一ヶ月間東京都の区立の中学校に通いました。六年生の夏まで通っていた同じ区の小学校とは色々な違いがありました。
 一番大きな違いは制服でした。小学校では私服を着ていました。中学校では制服を着ます。なぜ、アメリカの中学校は私服で、日本の中学校は制服なのか、疑問に思いました。小学校と中学校のもう一つの違いは授業の内容です。中学校で増えたのは、英語と技術です。小学校の社会は、中学校では地理と歴史に分かれます。中学校では中間テストや期末試験と呼ばれる大きな試験があります。私が学校に通い始めてすぐに期末試験がありました。難しかったけれど、いい体験になったと思っています。
 三つ目の違いは部活動です。小学校のときが五年生からクラブがありました。中学に入ると部活動があります。小学校のクラブは、学校の授業時間に含まれていました。中学校の部活は、放課後にあります。私の学校には色々な部活動があります。でも、私は短い間しかいられなかったし、入りたい部が無かったので、部活動をしませんでした。
 四つ目の違いは、授業ごとに移動することです。小学校の時は、一人の担任の先生が、国語、算数、社会、理科を教えました。中学校に入ると、国語の先生、数学の先生というように授業を教える先生が分担されます。勉強の時間になると、その科目を教える先生の教室へ行って授業を受けます。他のクラスの一年生と授業が受けられるので楽しいです。
 最後の違いは友達です。他の小学校に通った生徒と一緒になります。それで、新しい友達も増えました。
 今年の夏休みの日本で過ごした時間は、とても楽しく、勉強になりました。日本の中学校での生活習慣が学べたからです。また、来年も日本の中学校での体験入学を楽しみにしています。


10月28日、生徒新聞が発行されました。