ブレイブストーリー

 私は読書感想文に宮部みゆきさんの「ブレイブストーリー」を読みました。私がこの本を読もうと思った理由は、映画がおもしろそうだったけれど、見られなかったので、本で読もうと思ったからです。
 私の中に一番強く印象的だった部分は、主人公亘(わたる)が家を出て行くお父さんに向かって
「お父さんは、お母さんと僕を捨てていくの?」とお父さんに問いかける一行でした。私はその一行で、亘のせつなさに涙を出しました。お父さんの「この家を出てゆく」という一言に、亘は、たぶん息をのんで、私は、お父さんの愚かさを感じました。けれど、少したって、亘は、これはつらい人生の始まりだと知るのです。
 私は、あの一行で、亘の気持ちが分かった気がしました。
ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)宮部みゆき著、角川書店


<今週の学習と宿題>
(省略)