思い出

Yuume

育英ポートワシントン校
華盛頓港中一新聞 題字KU
平成20年(2008)2月24日(日)号


生徒作品
わたしの大切なもの YM
 私に大切なもの一つと言われると、ものすごくむずかしいです。すごく長く考えても思いつきません。つまり、たくさん有ります。けれどもよく考えてみると、ちゃんと私に大切なものはあります。私の大切なものを全部一つにまとめたものがあります。
 それは、思い出です。思い出は、すごくいいものと、わるいものがあって、頭にずっと残っているものがあります。
 たとえば、ずっと今まで残っているのは、私がニューヨークに引っ越してきた時のことです。学校の帰り、友達と最後に歩いていたら、公園のテーブルでパーティーがありました。友達が「何のパーティーだろ。だれもいないけど‥。」と言って、見に行きました。すると、真ん中に私の名前の書いたカードがありました。これは4年前のことなのに完璧に覚えています。これはとても印象に残りました。
 あとは、悲しい思い出もあります。私のすごくいい友達のめぐみちゃんが日本に帰ってしまったのです。この子は一番最初、ニューヨークに来た時にできた友達でした。その子とは毎週、お泊りをしたり、遊んだりしていました。
 そういう思い出は二度とまた、あることはありません。だから、パーティーを見た時のうれしさ、めぐちゃんが帰った時の悲しさは絶対もう帰ってこないのです。
 物はいつでも買ったり見たりできます。でも思い出は頭の中にあるもので、見たり持ったりさわったりできないものなのです。
 思い出は花びらみたいなものです。きれいで美しい物はポケットに大事に持っておきます。よごれていたり、きたないものは、一度ひろってみて、また下にもどします。これは、思い出みたいに印象に残るものは頭と心の中に残るけれど、あまり印象に残らないものは、いったん覚えても忘れてしまうからです。
 私は死ぬまでに、大切な思い出をたくさん作りたいと思います。


 DI 

ぼくのお父さんは いろいろ
すごい長所を持っている
足がものすごく速い
大きい
力持ちだし
いつも仕事をがんばっている
それなのに
ぼくは
とても小さい
これからは父を見ならって
カルシウムを
いっぱいとります