星空
育英ポートワシントン校
華盛頓港中学新聞 中学部通信29(2)
平成21年(2009)1月18日(日)号
●生徒作品
●星空 一年 HU
真っ黒なキャンバスの上に
たくさんの宝石が
キラキラとかがやいている
巨人が黒い台紙の上に
光るビーズをどんどん
決まった位置に置いていく
パズルのように
来年も
同じ星を
同じ時に
同じ仲間と
見れたらいいな
今、一つの宝石が
ゆっくりと
私の上を通っていった
●夏が疲れている 二年 SN
今年の夏はいつもと違う
なぜだろう
夏が疲れて見える
太陽まで
冷めてしまったように
疲れて見える
あの聞くだけで
熱くなるような歌も
むなしく聞こえる
なぜだろう
今年の夏は疲れている
●「ブランコのむこうで」 星新一
あらすじ 「その日は朝おきた時からなにかが起こりそうな感じがしていた。」主人公の僕はある日自分とそっくりな人を見かけ、その人の後を追ってしまいます。追って行った先には見たこともない家で、中へ入ろうとすると大変なことが起きてしまいます。これからどうなって行くのでしょう。
推薦する理由 この本はファンタジックな世界を冒険する、読んでいてもドキドキする様な本です。主人公の身に起きること一つ一つがとてもスリルがあっておもしろいです。次に何が起きてしまうのかがわからない。だからもっと続きを読みたい!と思えるような一冊だと思います。
感想 私はもともと星新一の本が好きで、日本で通っていた中学校の課題図書で出された本だったので、読んでみました。読んでみるととまらなくなってしまって、中学に入ってほとんど本を読まなくなってしまった私でもすごく楽しめました。普段あまり本を読まない人でもスイスイ読んでしまうことができると思います。どんな人にでもオススメの一冊です。(新潮社)
(絵はillpop)