土俵のまん中で相撲を取る


 避難訓練(ひなんくんれん)、いかがでしたか。やくに立つ機会がないことが一番ですが、「いざ」という時は、国語のMU先生推薦(すいせん)の、つぎのことばといっしょに思い出してください。


 学生時代、みなさんも試験直前になって、あわてて一夜(いちや)づけをした経験があると思います。そして、間に合わず、やぶれかぶれで試験にのぞんできた人も多いでしょう。試験の日時は決まっているのですから、いい点をとりたいと思っているなら、はやくから、準備をしていればいいのに、多くの人はそうしようとしないのです。相撲を見ていても、俵(たわら)に足がかかると、ばか力を発揮して、うっちゃりをする力士がいます。あのくらいばか力が出るなら、土俵のまん中で出せばいいのに、といつも私は思います。
 実は人生も同じなのです。土俵のまん中にいるときには、余裕があるから安心してしまい、行きづまってからあわてるのです。つねに余裕がないと考え、瀬戸際(せとぎわ)にまで追い詰められる前に力をふりしぼるようにしなければなりません。また、土俵際、つまり窮地(きゅうち)におちいらなくてもリスクが想像でき、事前に手をうてるようでなければなりません。安全弁をおいた進め方をしなければ、人生も仕事も経営もけっして安定したものとはなりえないのです。‥‥稲盛和夫さん(京セラ創業者、写真上)のことば


科学の授業
4月22日と29日(午後3時から3時50分まで)‥‥科学専科TF先生
「中学部入学、おめでとう。皆さんとは1学期に2回しか会えなくなりますが、内容の濃い科学にしたいと思っています。科学の授業のあるときは、やる範囲を予告します。しっかり教科書を読んで来て授業に入るようにして、中学3年間、充実したものになるように過ごして下さい。」


<今日の学習と宿題>
(省略)

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