学級文庫
育英ポートワシントン校
華盛頓港中学一年新聞☆中学部通信から
平成19年(2007)5月21日(月)号
●ケースを小さくしました 学級文庫
当番制で、保管していただいている学級文庫。毎週、ありがとうございます。ケースが大きくて、持ちにくく、車に載せても広い場所をとってしまうので、小さいケースに替えました。ケースは小さくなっても中身は同じです。替えたケースに入らないほど本が増えれば、また、大きいケースに替えることにします。
当番になりましたら、お持ち帰り、保管のほど、よろしくお願いします。
●生徒作品
●春の詩 三年 MM
春は気持ちがいい
きれいな青空に
桜の莟が花を咲かせる
空から降ってきた花びらは
まるで羽のように空を舞う
静かに風にゆられ
ゆっくりと
気持ちもゆっくりになり
眠たくなる
春は気持ちがいい
それは
一年の始まりだから
●中学二年生になっての目標 二年 IT
育英も、残り二年程しか通えないと言う事に気付いた。わたしが中学部を卒業するまでに、高等部ができたらいいなとひそかに期待しています。
小学校の時に一回、そして去年中一の時に皆勤賞が取れたので、今年も一回も育英を休まずに皆勤賞を狙いたいです。
宿題も、去年は中途半端であまり提出できないのもあったので、できる所まできちんとやって頑張りたいです。
後、中二になってから、お弁当を自分で作るようになたので、毎週できるだけ親に頼らずに作りたいです。結構、毎週おかずを考えたりするのも楽しいです。
●春の大根 一年 大根(本名、DI)
はるのだいこんはまだかたい
たべられない
たべられない
そんなだいこんはおいしくない
みどりのだいこんやはりかたい
ちいさなだいこんちょとにがい
これぞ
はるのだいこん
●苦労してなんぼ 二年生徒
楽に生きようとせず、二つの道を選ぶ時には険しい方向に進むべし。
今はこう思う。約四年前、僕は異国の地、ニューヨークに降り立った。九月。入学するとさっそく語学の壁が目の前に立ちはだかった。聞かれた質問は全て勘で「はい」か「いいえ」でできるだけ答えたが、英語を使うことが出来ない僕には宿題や課題がアメリカ人の三倍以上時間がかかった。しかし、あの時の苦労があったからこそ、今の自分に出会えることが出来た。苦しむからこそ人生なのである。沢山の人や出来事にもまれる事で人は初めて丸くなれるのだ。
●どうぞよろしく 一年 MS
僕の名前はMSです。
好きな食べ物はスパゲッティー。好きなスポーツは何でも好きで、すきな教科は国語です。僕は横浜で生まれて、イタリアに行き、日本に帰って、そして去年、アメリカに来ました。
●春が来た合図 三年 SK
春になると
誰もが嬉しくなる
嬉しくて
桜は淡い桃色の花びらで
体を包む
ひなは窮屈な卵から抜け出し
暖かい風に触れる
嬉しくて
鳥は歌を歌い
私達の心も弾む
そして皆は何もかも忘れて
笑顔になる
それが春が来た合図
(写真はニューヨークのブルックリン植物園でのお花見(桜祭り)から。4月29日)