本が帰ってきました

Denka TV

育英ポートワシントン校
華盛頓港中学一年新聞☆中学部通信から
平成19年(2007)6月17日(日)号


両さんがかえってきました  学級文庫
 みなさんの協力で、充実してきた学級文庫ですが、先週、6月9日にとてもいいことがありました。
 去年、学級文庫で「こちら葛飾区亀有公園前派出所」シリーズの、「両さんの日本史大達人」と「両さんの国のしくみ大達人」が行方不明になっていました。貸出回数では一番多い人気シリーズだったので、是非、復活したいと思って、同じ物を「古本屋」で見つけて買いました。先々週のことでした。すると、先週、2冊とも戻っていたのです。おかげで、同じ本が2冊になって、もし、1冊出ていても、もう1冊が残りますから、ほかの人に見てもらうことができます。帰ってきた本と、見つけてくれた人に感謝したいと思います。(絵はDenka TV)


両さんの国のしくみ大達人 ―憲法から地方自治まで― (こちら葛飾区亀有公園前派出所/満点ゲットシリーズ)
生徒作品
お母さんへ  一年DI
 いつも大変なお母さん。いつも面倒見てくれてありがとう。
 宿題など、手伝ってくれて、とっても感謝しています。いつも朝の六時半に起きてぼくに朝食を作ってくれたり、学校の後に、ぼくがトラックアンドフィールド(陸上競技)があるので、いつも五時に迎えに来てくれます。時々、寝る前に、パパとママといっしょにビデオなどを見て、とっても楽しいです。休日の日にはみんなで買い物に行ったり、家でごろごろします。
 もし、ぼくのズボンやティーシャツ、くつした、パンツが小さくなったり、破けちゃったりしたら、ぼくのいないあいだに買って来てくれます。
 こういうことをしているお母さん、どうもありがとう。これからもこういうお母さんでいてください。


ありがとうお母さん  二年  SH
 時々、朝早く起きて、一階に行くと、「トントントン」と音がする。キッチンを覗くと、そこには朝ごはんの用意をしてくれているお母さんがいた。ご飯を作っているお母さんの背中を見ると、なんか、よく分からない気持ちになった。
 今、よく考えてみると、それは感謝の気持ちだった。そして、僕は今、シャーペンを持ち、お母さんに感謝した時の事を思い出して、書いてみた。
 誰でもお母さんに家事をしてもらっていることを感謝しているだろう。毎日、家事をしているお母さんに僕が出来る事は、二階にある、たまった服を一階に運んだり、洗濯が終わった服を地下から二階に持って行くくらいだ。ちょっとした事だが、僕は、けっこう手助けになっていると思う。お母さんも、そう思ってくれていると、うれしい。理由は、この仕事は、すごく体力を使うからだ。全体的に強くなってきた僕も、慣れてきた。
 そして、僕が一番、感謝しているのは、家に帰って、お母さんがいない時に、必ず、置手紙を書いてくれることだ。
 ある日、テニスの試合で負けて、気持ちがダウンだった時、家に帰ってくると、お母さんは留守だった。テーブルをふと見ると、
「お帰り。おやつは適当に食べてね。テニスはどうだった? 負けても勝っても全力を出したらOKだよ。行ってきまーす。ママ。」
と書いてあった。その言葉で僕は気持ちがなおり、気付いたら、少し視界がぼやけていた。まばたきをすると、一滴の涙が流れた。負けたくやしさと、手紙の言葉の嬉しさがいっしょに襲ってきて、涙へと変わってしまったのだ。
 こんな事もあり、僕は本当にお母さんに感謝している。ワガ「ママ」のところもあるが、その特別なところがあるからこそ、今のお母さんがいる。そんなお母さんに伝えたい言葉があった。
「ありがとう。」



夏空に、きみと見た夢 (ヴィレッジブックスedge)
生徒の詩
夏の詩  三年  MM
暑い夏がやってくる
空は青く澄み渡る
海も青く染まり
照らされて
小さな宝石のように輝く

楽しい夏がやってくる
学校も終わって
夏休みになって
自由に飛んでいく鳥みたいに
羽ばたき 時には
羽休みをする

夏の始まりは
暑いけど
楽しくて
そんなわくわくを運んで来る


  一年 RO  
夏は虫がたくさんいる
せみ
くわがた
かまきり
かぶとむし
それに
まだまだもっといる
夏中に
全部つかまえられるかな