中学部文庫、50メートル走

50m走

育英ポートワシントン校
中学部通信7 華盛頓港中学新聞 題字HS
平成20年(2008)5月17日(土)号


中学部文庫を始めます
○みんなの本を使わせてください
 来週から中学部文庫を始めたいと思います。自分が読んで、これはクラスのみんなに見せてあげてもいいかな、という本があったら使わせてください。本には、だれの物か分かるように、必ず名前をはっきり書いておいてください。みんなの本は貸し出し簿を作って管理し、学年末にお返しします。
○推薦のことばを書いてください
 国語のA先生の指導で、本を推薦する言葉を書いてください。中学部文庫の図書と一緒に置いて、みんなに見てもらいます。
<保護者のかたへ>
 中学部文庫は、ご家庭からそれぞれ1〜2冊お持ちいただき、教室に置いて生徒みんなが読んで、貸し出せるようにします。当日の授業が終了したら当番制で保護者のかたに自宅に持ち帰っていただき、つぎの土曜日にお持ちいただくというようにしたいと思います。皆様のご協力をお願いします。本は1〜3年生共用とし、中一→中二→中三→中一→中二→中三‥の名簿の順にお預かりいただきたいと思います。
 なお、図書の管理には最善の努力をしておりますが、紛失の恐れは否定できません。万一、紛失した際には、全力を挙げて探しますが、その節はご容赦下さいますよう、お願い申し上げます。

  中学部文庫 当番順序(省略)


育英オリンピック --50m走--
 5月10日、晴天の下、育英オリンピック50メートル走の測定会を行いました。
 てきぱきと準備し、測定してくれた三年生の皆さん、どうもありがとう。中一、中二のN君兄弟対決や中一〜中三の男子をまじえた迫力のある測定会にたいへん盛り上がりました。最高記録は中三のDH君の7秒27で、中二のKA君との接戦でした。(中三IT写真)

ひとりぼっちの不時着 (海外児童文学シリーズ)  
推薦図書
『Hatchat』を読んで  三年 YM

 私が読んだ本、『Hatchat』は、すごくおもしろい本です。
 十三歳のブライアンは親が離婚しています。夏にお父さんに会いに行きます。お父さんが住んでいる所はとても遠くて、住んでいる人が少ないです。ブライアンは自分一人とパイロットだけで飛行機に乗りました。乗っていると、パイロットが心臓まひになり、ブライアンは飛行機ごと湖に墜落しました。自然の中で、どうやって生き残るのか分かりませんでした。
 ブライアンはお父さんの家に行く前に、お母さんから小さなおのをもらいました。このおのは、もしかしたらブライアンの命を救うかもしれません。このおのは火をおこすのや動物の毛をはいだり、切ったりさせてくれたのです。
やっと3ヵ月後に救われました。けれど、それまでに、竜巻や雨やいろんな動物にいためつけられました。住む所を作ったり、食べ物を見つけたりするのもたいへんでした。一度、毒いちごを食べてしまったこともありました。
 この本は、読んでいて次に何が起こるか分からなくて、とてもドキドキしました。読んで読んで、おもしろくて読むのをやめられませんでした。みなさんも読んだほうがいいです。
(『ひとりぼっちの不時着』ゲイリー・ポールセン著 安藤由紀絵 西村醇子訳 くもん出版
“Hatchat”Gary Paulsen