ちょっと立ち止まって

桑原茂夫

育英ポートワシントン校
華盛頓港中学新聞 中学部通信11 題字KS
平成20年(2008)6月14日(土)号


ちょっと立ち止まって(教科書p36)
〜筆者の意見、私の意見〜

一年 RK 
 この文章で筆者は、どんなことでも冷静に物の見方を変えてみれば、必ず新しい発見があるはずだと言っている。例えば、ある人の意見がとても強引な考えだったとする。でも少し考えれば、強引でないとまとまらないことがある。なので、見方を変えるということはとても大切なことだ。僕もこの文章を読んで、人間には見方を変えることが必要だと思った。
 なので、これからは冷静に物を見つめてみようと思う。そうすることによって、新しい発見が見つかるのが楽しみになってくるかもしれない。


一年 NS 
 この話で、筆者が言いたかったことは、ちょっと立ち止まって考えてみれば、新しい発見や、すごくおもしろいことが見つかる、ということだと思います。
 たとえば、算数の時、自分の考え方を発表するとします。その時、前に発表した人と考え方が同じだった‐そうしたら少し時間をもらい、違う考え方がないか探します。そうすると、違う、おもしろい考え方が有るかもしれません。だから、私は、自分の考え方を思いついて、時間があまっていたら、違う考え方がないか、探します。違うアイデアが浮かんだら、それはとてもおもしろく、達成感があります。
 例のように算数だけでなく、その他のいろいろなことも新しい考え方が見つかります。なので私は、時間のある時、ちょっと立ち止まって新しい考え方を探すようにしています。



育英オリンピック –ボール投げ-
 6月14日に行われた育英オリンピックはボール投げでした。この日の最高記録はJK君(中二)の50メートル80センチでした。
 この距離は、野球場の塁間距離27.43メートル(90フィート)の約2倍です。ダイヤモンドの対角線になる本塁と二塁間の38.795メートル(127フィート3インチ8分の3)をはるかに超える距離です。ヤンキース松井秀喜選手の守備はライト(右翼)ですから、松井が打球を取ってホームベースまで投げる距離がちょうど50メートルぐらいです。
 先週で、育英オリンピックの全競技が済みましたが、今週から、今まで参加出来なかった人が記録にチャレンジします。JK君も挑戦を待っています。
(写真は「ちょっと立ち止まって」の参考図書、桑原茂夫著『不思議の部屋2だまし絵百科』筑摩書房