おじいちゃんは魚屋さん
育英ポートワシントン校
華盛頓港中学新聞 中学部通信31(2)
平成21年(2009)2月1日(日)号
●生徒作品
●おじいちゃんのお正月 二年 DO
僕のおじいちゃんは魚屋さんだったので、年末になると忙しくなる。家族のみんなも手伝う事になる。しっかり働いた後、家に帰って紅白を見てから、年越しそばを食う。
●HANABI 三年 MK
まっくらな空をみつめ
みんなきっと まっている
くらやみをてらす
花を
みんなでまっている
「あっ」
あそこに
一輪さいた
この本には6つの話が入っています‥‥海まで・フイッチのイッチ・小さき者へ・国旗はためく下(もと)に・青あごのトナカイ・三月行進曲。
私のおすすめ
- 「海まで」‥‥主人公(父)が母親の家に家族で遊びに行くが、主人公の母親(祖母)が2人の孫の弟の方ばかりひいきするので、どうして兄をきらうのか母親に聞く主人公。でも、その話のせいで主人公も母親の距離が離れていってしまって‥‥。
- 「三月行進曲」‥‥この話の主人公は野球のチームのコーチ。そのチームの小学6年生の最後の試合でおきた2人の少年のけんか。チームのキャプテンの受験不合格の報告。この三人を元気付けるために主人公はある所につれて行く‥‥。
『小さき者へ』は誰もが涙を流すところがたくさんあります。『小さき者へ』の六話はすべて「家族」と「お父さん」がメインの本です。なので是非、家族やお父さんと一緒に読んでほしいと思います。他の本もいい話ばかりです。なので、他の本も読んでみてはどうですか?
重松清さんのその他の作品‥‥ 日曜日の夕刊 ・卒業 ・きみの友だち ・ビタミンF ・きよしこ ・熱球 ・送り火 ・小学3年生 ・エイジ など‥。
(毎日新聞社、新潮社)
(上の絵はオカサンタ)