初心忘るべからず
新しい学年が始まって半年、みんなはもう4月のみんなではありません。大人たちはこんな時よく「初心忘るべからず」と言います。これは能を大成した室町時代の芸術家、世阿弥(ぜあみ)が言ったことばです。世阿弥は「ぜひとも初心忘るべからず。時々の初心忘るべからず。老後の初心忘るべからず。」と続けました。始めた時の意気込みと謙虚さ、学習過程でおぼえたこと、学習をしたあと味わった達成感をしっかりと覚えていなければ進歩は無いという教えです。
では、みんなの書いた「初心」から‥‥。
(写真は世阿弥作「井筒」JNK4から)
●誓いの言葉 中学部新入生代表(一年)SY
僕は今日、新たな一歩を踏み出そうとしています。中学校に入学し、新しい生活が始まります。卒業というゴールにたどりつくまで、クラスのみんなと走り続けたいです。僕は去年の上級生を見て、感じていたことがあります。それた、勉強に関することには、すべてまじめだったということです。「勉強する時は勉強、遊ぶ時は遊ぶ。」と、けじめができていたということです。今年は、去年の上級生を見習って、チャンネルをすぐ切り替えられるようにしたいです。
今年の中一の目標は、自分を含め、みんなの心をピカピカの白になるまで磨き、新たな道をつき進むことです。中学部の先生方、そして先輩方、一生懸命がんばりますので、どうぞよろしくお願いします。
●新しい世界 三年 KA
僕ら家族は、新しい世界に着いた
人種、 言語、 風景、
全てが僕には新鮮に感じた
同時に 迷い、不安、恐怖、がある
だが、その時にこそ 自分の本当の力を発揮する時だ
必ずその先に喜びや達成感が待っている
↑ニューヨークの玄関、JFK(ケネディー)空港‥日本からの便の着くターミナル7を出て見る最初の風景
●自由とは 三年 RN
皆平等の権利があること
皆それぞれの意見を言えること
自分の個性の洋服を着ること
平和な毎日を過ごすこと
でも、世界全部の国がこうなることは難しい
各国々それぞれの国のルールがあるから戦争が許可されている国もあったり
まだ技術が発達していない国もあったり
国それぞれのペースで発展していくから
全世界が自由で平和な日は
まだまだだけれど、
いつか絶対くると強く心から願えば
いつかきっとその日を迎えることになる
世界を変える第一歩は、
私達自身がまず将来に必要な教育を受けてから、
未来を自由に輝かせることだ
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