コールドゲーム、名探偵の掟
育英ポートワシントン校
華盛頓港中学新聞 中学部通信23(2)
平成21年(2009)11月28日(土)号
●私の読書紹介
●中三 KU 萩原浩 『コールドゲーム』
- やるせない真実、驚愕の結果
高3の夏、復讐ははじまった。
- 中2時代のクラスメートが一人また一人と襲われていく‥‥
- 「北中防衛隊」
光也たち有志は「北中防衛隊」をつくり、犯人を捜しはじめるのだが‥‥。
- 高3の終わらない夏休みを描く青春ミステリー
- あらすじ
「名探偵の掟」は密室事件やフーダニット・童謡事件などの殺人事件を、主人公の名探偵天下一大五郎と刑事役の視点から語られるミステリー小説。ほかにもこの本では推理小説で展開される矛盾や不自然な設定、本格トリックの恥ずかしい内実などを暴露してしまいます。本格推理の王道ともいえる難事件を鮮やかに解決するのはもちろん、そのついでに本格推理小説の世界を支えるお約束の数々を徹底的にこき下ろしてしまう、掟破りの新感覚ミステリー。
1958年生まれの日本のミステリー作家。江戸川乱歩賞受賞作『放映後』でデビュー。『容疑者Xの献身』で直木賞を受賞。非常に多作な作家で、これまで出版した小説は60冊を超えている。そうした60冊のうちのほとんどがノンシリーズで、シリーズ物は名探偵ガリレオシリーズ、加賀恭一郎シリーズごとく、ごく少数に留まっている。ドラマ化や映画化された作品も多い。
- 推薦する理由
私がこの本を選んだ理由は、私が好きな作家が書いていたからなのですけど、この「名探偵の掟」は東野圭吾がミステリーを書いてきたからこそ分かって、そして、こういうふうに本として表す事ができたんだと思います。この本はミステリーが好きじゃなくても面白いし、ミステリーが好きだったら、いろいろ共感できたり学べたりするので、どんな人が読んでも面白い作品だと思います。ミステリー好きの人には推理小説の見方が変わるような本です。
(絵は「あいの部屋」)
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