正月を横目でにらむ受験生

という川柳があるそうですが、お正月が過ぎると、学年末は駆け足でやって来ます。学習内容も「仕上げ、まとめ、復習」という文字が目立ち始めます。
　17日のお楽しみ会をすぎると、年末年始は２週間続けての休園になります。「休学習」ではありません。スポーツは１日練習しないと、筋肉と勘がにぶって、回復するのに２日かかると体育の先生が言っていました。自分が回復している間にも練習は進んでいますから、調子を取りもどすには、さらに３日以上かかるそうです。
　先日、女子マラソンで高橋尚子が優勝しました。みごとな復活でした。一度落ちた力を修復し優勝にまで高めるというのは、才能もありますが、なみたいていな事ではありません。両手をあげてゴールする姿が一瞬、グリコの絵に見えました。手足の筋肉の張ったその姿が、それまでの努力を語っているように思えました。
　きちんと登校し、きちんと勉強する。地道で平凡ですが、それがいちばん近道です。できるかぎりの手だすけをしますが、おくれたときは、自分で取りもどそうとする努力にまさるものはありません。ホリデーシーズンとなり、そわそわしがちですが、地道で平凡な勉強を続けて、お正月を乗り切りたいと思います。

（写真上はサンケイスポーツから。下は大阪の道頓堀にあるグリコの広告）

＜今週の学習と宿題＞
（省略）

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