よいおとしを‥‥


 おおみそかのNHK、はなやかな紅白が終わると、ぱっと場面が変わって、静かなお寺。除夜の鐘(かね)がひびきます。ことしももうおわりですね。
 クリスマスが近づくと、ツリーをかざったり、24日のすごし方を真剣に考えたり‥。キリスト教がひときわ神々(こうごう)しく見え、まちはクリスマス色にきらめいていました。その酔(よ)いもさめない31日には、こぞって除夜の鐘に耳をかたむけます。夜が明けると元日です。家で新年のお祝いをしたあと、いてもたってもいられず、神社にくりだします。それも1ヵ所でおわらず、2ヵ所3ヵ所と「はしご」をする人のほうが多いとか。
 世界には(日本にもまれに)、自分の信じる宗教を一生まもって命をうしなう人がいたり、宗教が原因で戦争にまでなることがあるというのに。日本人一般は年末年始の1週間ほどの間にコロコロと3回も宗教を変えているようにみえます。


 ここで算数の問題。「統計では、日本の宗教人口は日本の総人口の2倍以上にもなるそうです。どうしてでしょうか。」


 なまで除夜の鐘を聞きたいという人には、マンハッタンに日本のお寺があります。また、八百万(やおよろず)の神(なんとたくさん!)をまつっている神道系(神社)の事務所もあります。神社なら、郊外ですが87号線を北に向かってタッパンジー橋をすぎてしばらく行くと左側の山の上に日本風のレストランが見えます。その前にもありますが‥‥。
 なにもそこまでしたくない、というのも日本人だからでしょうか。


(写真上はロックフェラーセンターのクリスマスツリー。左は高野山金剛峯寺の鐘、右は伊勢神宮内宮)
  


1月7日はもちつきです。
もち米を持ってきてください。中学2年は4時間目が終わってから参加します。昼食はもちです。学校でしょうゆを用意しますが、飲み物とおかず(あんこ・のり等も)は各自、用意してください。


<今週の学習と宿題>
(省略)

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