気楽な国旗、厳格な国旗


 6月14日の「旗の日」が過ぎると7月4日の独立記念日が近づくにつれ、町に旗があふれてきます。言うまでもありませんが、アメリカの星条旗は、逆さにすると国旗になりません。そこへくると、日の丸は気楽です。上下左右、逆でも裏でも、まったくおかまいなしに国旗として成り立っています。地理で国旗を学習していますが、こんな数学的な分類はどうでしょうか。
①日の丸のように、逆さ・左右逆・裏でも絵が変わらない国旗 (例‥イギリス)
②左右を間違ってはいけない国旗 (例‥フランス)
③上下を間違ってはいけない国旗 (例‥ドイツ)
④上下も左右も間違ってはいけない厳格な国旗 (例‥アメリカ合衆国
 ユニークな国旗として有名なのがネパールですが、もう2つ、特徴的な国旗があります。1つはパラグアイ。真ん中に国章がありますが、裏はまったく違う紋章が描かれています。旗は染め物が多いのですが、表と裏の違うこの国旗はどうやって染めるのでしょうか。
   おもて→ うら→
 もう一つは、リビア。逆さ・左右逆・裏でも絵が変わらないどころか、どこで四角く取っても、国旗として成り立つようです。地図帳などで確かめてみましょう。

(写真上はトリノオリンピックで優勝し、日の丸を持って滑る荒川静香。読売新聞より)



<今日の学習と宿題>

(省略)

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