こんな友だちがいたら注意してあげましょう

 「勉強がわからなくなる方法」というのがあるそうです。「勉強がわかる」のは授業に集中しているからで、わからなくなるには次のどれかを授業中に実行すればいいそうです。

  • ノートをとらない‥‥ノートをとるということは、見て、読んで、書いて整理するという4回も練習をすることになり、試験には最も役立つまとめを作ることになる。
  • 質問には「わかりません」と言う‥‥先生の質問はちょっと考えれば分かるものがほとんどだが、分かっても「わかりません」が、くせになると、本当に分からなくなる。
  • 指示にしたがわない‥‥「大きい声で言いなさい」「何ページを読みなさい」などという先生の指示は、勉強をわかってほしいという心のこもったものだから。
  • 私語‥‥先生の話は聞こえないし、授業のじゃまはできるし、注意されたら、その間は授業にならないし、友だちや先生をおこらせたらもう勉強どころではなくなるし、一石何丁にもなる特効薬。


▶「夏休み中だからできない」という人のために、宿題や家庭学習でのやりかたがあります。

  • 宿題は写す‥宿題は、友だちのを写すのがいちばん手っ取り早い。宿題がたくさんあれば写すのにもけっこう時間がかかり、鉛筆と時間の浪費になる。
  • プリント・作文などで写しようのないものはやらない‥写しようがないものを少しでもやろうとすれば、考えるから勉強になってしまう。
  • テストの見直しをしない‥テスト中は、ぼおっとするのはよほどで、問題に集中してしまう。試験問題は重要なところだから、見直すと重要事項をおぼえてしまう。


▶夏休みにとっておきの「方法」もあります。

  • 好きほうだいの生活をする‥‥夏休みはまたとないチャンスです。しっかりとした生活をしていると、自分をコントロールするくせがつきます。1日に1時間でも時間をきめて勉強するだけでも、夏休み中には50〜60時間も勉強してしまいます。好きほうだいの生活を2カ月も続けていれば、勉強が分からなくなること、うけあいです。


▶こんなことをしている友だちがいれば、注意してあげてください。友だちのことを手伝って教えてあげたり、注意してあげるのは何よりの復習になり、まとめになります。自分の生活をただすことにもなる正しい勉強法です。
「転落注意!」


作品募集中
 俳句・短歌・詩・小説・作文‥
 作品が出来たら、送ってください。紹介したいと思います。


7月15日(土)、RTさんの生徒新聞「アホッ子新聞」が発行されました。
 個人新聞(原稿)が出来たら、送ってください。順番に発行していきます。


保護者の皆様
暑中お見舞い申し上げます。
今回の学級通信は、生徒が「そうじゃないんだ。きちんとした生活をするんだ。」と思ってくれることを期待して、反語的にとりあげてみました。
末文になりましたが、皆々様のご清祥とご健康をお祈りいたします。
ご自愛くださいますよう

平成十八年(2006)盛夏
奥田一広
Kazuhiro OKUDA


<夏休みの宿題>
(省略)