父母の郷里のお正月

 室町時代は、たたみの部屋、床の間、生け花、茶の湯など、今、私たちがこれこそ日本的なものと思っているいろいろなものが出来た時です。市が定着して町が生まれ、町を運営する「寄り合い」(よりあい)もできました。この寄り合いが、町の事を決めます。
 クリスマスを楽しんだ同じ人が、おおみそかにはお寺の除夜の鐘を聞いて、お正月には神社にくりだしますが、このお寺や神社は、地元に根ざした所ほど、寄り合いで予算や行事などを決めていきます。なにげなく過ごしているお正月前後の動きにも、長い日本の歴史がこめられているのです。
 そこで、みなさんのお父さん・お母さんから、お正月前後をどうすごされたか、学んでほしいと思います。大掃除、里帰り、もちつき(どんなもちをどうやってついたか)、おおみそか、しめなわ・かどまつ・かがみもち(どんなものをどこに)、新年のあいさつ(いつ、どんなふうに)、おせち料理・ぞうに(いつ、何を食べるか)、遊び(たこあげ、こままわし、はねつき、カルタ、モノポリー?)、はつもうで(いつ、どこに)、はつぶろ、はつ○○、アルバイト、旅行、勉強、何もせずに寝ていたなど、学べば学ぶほど、深みのあるお話が聞けると思います。
 しかも、みんな、それは歴史の勉強なのです。1月6日の歴史の時間は、この発表にあてたいと思います。レポートには「お正月、○○県○○市(できれば○○町まで)」と地名を書いてください。楽しい、充実した授業になることを期待します。
(写真上はタイムズスクエアーの新年)

5合うすきねセット 21055


<12月23日の学習と宿題>
(省略)


ニュース
数学のYF先生が、11月30日に元気な女の子、Yちゃんを出産されたので、みんなでお祝いのメッセージを送りました。