国語が好きになってほしい

MU sensei

育英ポートワシントン校
華盛頓港中学一年新聞 題字DO
平成19年(2007)10月14日(日)号


MU先生ありがとうございました

 10月6日、国語のMU先生(写真)が遠足の指導を最後に退職されました。この「華盛頓港中学一年新聞」などに載ったみんなの作品はすべてMU先生が書かせてくれました。先生はこれからもニューヨークにいらっしゃるので、町で会うこともあると思います。教えてくださったように、たくさん本を読んで、もっともっと国語が好きになってほしいと思います。


生徒作品



夏休みの思い出 SK
 私の夏休みの思い出は、日本に一時帰国したことです。
 一番心に残った思い出は、私の親戚に会えたことです。
 私の祖父・祖母は、北海道に住んでいます。札幌に住んでいる祖父・祖母のマンションには七月十三日から約十日間ほど泊まりました。一緒に買い物に行って荷物を持つのを手伝ったり、祖父と私と弟で近くの公園に行って遊んだりしました。短い時間でしたが、いろいろな所に行けて楽しかったです。
 登別に住んでいる祖父・祖母の家には小さな畑があります。その小さな畑にはミニトマトとじゃがいもが植えてあります。祖父と祖母がミニトマトとじゃがいもの採り方を教えてくれました。ミニトマトは蔕の所を手でプチュッと取るんだよ。」「雨がミニトマトに当たると実が割れたり、傷がつくんだよ。」、「よいじゃがいもを採るためには、葉が枯れている状態が一番採り時だよ。」などなど、教えてくれました。実際、自分が採ったミニトマトとじゃがいもを食べてみました。スーパーマーケットで買って食べたようなミニトマトとじゃがいもよりもおいしかったです。違っていたところは、ミニトマトは何倍も甘く、みずみずしかったです。じゃがいもはあまりパサパサしていなく、甘く、そしてとてもやわらかかったです。私は何時も、「なぜ、スーパーマーケットで買って食べている野菜より何倍も甘いんだろう。」と不思議に思っています。私は、祖父と祖母がまるで植物博士みたいだなと思いました。
 おばさんの家に泊まったその一週間、私たちはいろいろな場所に行きました。
 一つ目は「ルスツ」という遊園地、二つ目はボーリング場とゲームセンター、そして三つ目は温泉に行きました。
 一つ目の「ルスツ」では、変わった乗り物やジェットコースター、そして、乗り物の他に、犬のレースとアヒルのレースもありました。私は従兄弟と一緒にいろいろな種類のジェットコースターに乗りました。最後に私の母と従兄弟と私で「カーレース」をしました。カーレースとは、四人のうち、だれが一番早くゴールにたどり着くか競い合うレースです。「スタート!」管理人の声と倶にレースがスタートしました。私は最初二位でしたが、最後の一周で私が一位の母を追い越して、私が一位になりました。一意になった時、私はとてもうれしくて、「やったー!」とさきびました。本当に一位になれてよかったと思います。また、ルスツに行ったらぜひカーレースをしたいと思います。
 おばさん、従兄弟、母、私と弟でボーリング場に行ってボーリングで遊んできました。二チームに分かれて(女チームと男チーム)遊びました。あまりストライクを出すことができませんでした。結果は前に、ボーリングで遊んだ時よりも点数が上がっていました。次はもっともっと良い点数を取りたいと思います。
 ボーリングを遊び終えた後、従兄弟と私と弟でゲームセンターに行っていっぱい遊びました。おばさんと母は、買い物をしに行きました。私の従兄弟はUFOキャッチャーでぬいぐるみを取るのが上手です。皆で取ったぬいぐるみは十二個ぐらいだったと思います。買い物に行っていたおばさんと母はぬいぐるみの数を見て、びっくりしていました。こんなにぬいぐるみを取ったのは初めてだと思います。またゲームセンターに行って遊びたいと思います。
 アメリカに帰る日の前の日に、おばさんとおじさんと母と従兄弟と私と弟で温泉に行きました。そこには温泉だけでなく、温泉プールとサウナもありました。残念な事に、その日は温泉プールに入る時間はありませんでした。けれども温泉だけでも入れて良かったなと思います。その温泉には、露天風呂があって、そこに長い時間、湯に浸かりました。露天風呂から月を見ることはできませんでしたが、初めて露天風呂に入れて良かったなと思います。
 皆にいろいろな場所に連れて行ってもらえて良かったなと思いました。もし親戚が私の家に来たら、ぜひいろいろな場所に連れて行ってあげたいです。今年の夏休みが、今までで一番楽しかった夏休みだと思いました。




夏の詩 RO 

花火が上がる
かすれた音とともに
ぐんぐん上がる
そして
爆発する
夏の夜を明るく照らしながら


日本のせみ KA
夏が来た
夏が来るとせみが鳴く
力強く一生懸命せみが鳴く
うるさがられても
鳴きまくれ
僕はせみの鳴き声大好きだ