ボール投げ、どうやってするの?

 19日から始まった育英オリンピックの新種目は「ボール投げ」です。ボールをどれだけ遠くに投げることができるかという競技ですが、ふだんボールにさわることの無い人でも、ちょっとしたコツさえおぼえれば、すぐに自分の記録を20パーセントは伸ばせます。
 効果てきめんなのは、手首のスナップです。まず、顔に当たっても痛くないテニスボールほどの大きさのやわらかいボールを用意します。あおむけに寝て、顔の前で「きき手」を上向きにしてボールを持ちます。そのままの姿勢で、手首と指の動きでボールを真上に少し投げます。真上に上がったボールは真下に落ちますから、手の位置は変わりません。慣れてきたら、人さし指と中指をおもに使うつもりで、少しずつ高くして続けます。これができたら、もうだいじょうぶ。
 きき手を上向きにしてボールを持って、大の字に立ちます。きき手でないほうの手の先がボールが飛んでいく方向です。腰(こし)を少し落として体重を後ろ足(きき手のほうの足)にかけます。この時、自然に腕が曲がります。投げる前に、「ここに投げるのだ。」という目標を前方に決めてそこに向かって45度ぐらいの高さに投げます。その時、腰をひねりながら体重を前足に移動させ、体じゅうの力をこめて、スナップをきかせてボールをはなします。一歩前に出ると同時に、全体重を前にかけます。
 ボール投げは一瞬に「わざ」と力をこめるので、「気合い」が大切です。気合いをこめるには「やあ」などの声を出すのが最も簡単な方法です。さらに記録が伸びるでしょう。
(絵は袋井建設業協会


学力テスト中の特別時間割
 4月26日と5月3日にNRT学力テストが行われますが、両日とも次の特別時間割で授業があります。学力テストは、分単位でこまかく、問題を解く時間が決まっています。指導される先生の指示にしたがって問題を解いてください。また、解答はすべて、マークシートに記入するので、鉛筆と消しゴムを忘れないようにしてください。
(時間割省略)



新入生を歓迎します
 4月5日の入園入学式で三年生のHSさんは上級生を代表して、次のような歓迎の辞を述べました。

新入生への言葉
 新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。
 育英は、毎年中学部で力を合わせてがんばる、楽しい行事の運動会があります。難しいかもしれませんが、中学に入ってからは小学生の手本にならなければなりません。毎週土曜日に朝早く起きて育英に来るのは、簡単ではないですが、日本語を勉強するためには必要です。アメリカ人の友達が遊んでいる間に、自分一人だけ勉強するのはつらいですが、大きくなってから仕事に役立ちます。中学に入ってからは、時間通りに学校に着き、先生に対していい態度を取ることはとても重要です。家では親とけんかをすることがある可能性がありますが、だからといって先生と同じような事をするのはいけません。
 他に、中学生の時によく起きることは、育英の友達が受験のためや両親の仕事で、日本へ帰ることがよくあります。悲しくなりますが、慣れなければなりません。
 最後に、今年から勉強は難しくなりますが、一生懸命がんばってください。
   平成二十年四月五日   中学部在校生代表 HS


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