おにはそと、ふくはうち

問題…今日は、幼児部の子供たちが「まめまき」をしましたが、節分を英語でいうと、明日が「立春」ですから、“the last day of the winter”でしょうか。旧暦では、年の初めの「元日」が、去年は1月29日、今年は2月18日、と毎年動きます。けれども、節分は同じ旧暦なのに、毎年2月3日(ごろ)と動きません。どうしてでしょうか。
…旧暦では、太陽の運行に合わせて、春分夏至秋分冬至が決まり、冬至春分の中間の日を「立春」として1年が始まります。それで、太陽暦の西暦にシフトしても、毎年、同じ日になります。ところが、旧正月は月の運行を見て、立春に一番近い新月の日を元日(1月1日)としますから、月を見ない西暦とは違ってきます。
 立春が一年の始まりなら、節分は一年の終わりです。それで、「悪事」をはらって新しい年を迎えるため、この日、豆をまいて鬼を追いはらいます。故郷では、お祭前や正月前になると、こわい顔の「大神楽(だいかぐら)」が来て、一軒一軒、町を回って悪事をはらっていました。鬼ってそんな顔かなと、真っ赤な顔に、ぎょろっとむいた大きい目、耳まで裂けた口、そこからむき出た金色の歯を思い浮かべながら、闇に向かって豆をまきます。そのあと、家族で「かぞえどし」の数だけ豆を食べます。
 中一も、食べる豆が増えた分、去年より一つ大人に近づきました。??
(写真は伊勢大神楽渋谷章社中から提供していただきました)
 http://www.ise-daikagura.jp/index.html


<今日の学習と宿題>
(省略)


1月28日、生徒新聞が発行されました。