役に立ってほしくない

 先週、14日の避難訓練、整然とできましたね。避難するときは「おちついて、順序よく、誘導にしたがう」で、ほとんどの混乱はさけられるそうです。避難後は、(1)にげおくれた人と(2)けが人の確認をしました。何かがおこったときは必ずパニックになります。そんな時でも、中学生は、幼稚園児・小学生のお手本になるように行動したいと思います。
 避難訓練のように、命にかかわるような大切なことなのに、役に立たないのがいちばんということは、世の中にけっこうあります。先月、「児童・生徒の命を守る」という育英の方針で、CPR(心肺蘇生法)とFIRST AID(救急法)の講習会に行きました。人の命をあずかるのに、こんな1日の講習会でいいのかな、と思いながらも、真剣に教えてくれる先生の熱意にどんどん引きこまれました。訓練が終わるころには、ダミーの人形が本当の赤ちゃんのように思えてきて、最後にテーブルにもどす時に、思わずだきあげてしまいました。(自分がコワイ)
 短い時間にあまりたくさんのことをやったせいか、整理がつきませんが、先生は、「私は蘇生法と救急法をやります。専門家が来るまでやってもいいですか。」といつでも言えるように、とはげましてくれました。忘れてしまうと、それこそ、行かせてくれた学校にも、教えてくれた先生にも、申しわけないし、まったくの無駄になります。
 中一のみんなが元気に1年をすごし、来年3月には、「おぼえたのに、使うことがなかったよ。」と言いたいと思います。
(絵は船橋市の心肺蘇生法から)


<今週の学習と宿題>
(省略)

科学の勉強法 TF先生
 中学部入学、おめでとう。皆さんとは1学期に2回しか会えなくなりますが、内容の濃い科学にしたいと思っています。科学の授業のあるときは、やる範囲を予告します。しっかり教科書を読んで来て授業に入るようにして、中学3年間、充実したものになるように過ごして下さい。


来週から(28日と5月5日、午後3時〜3時50分)科学の授業が始まります。