サマースクール

暑中お見舞い申し上げます。
 暑い中、どうしていますか。サマースクールやキャンプで忙しくしている人もいるでしょう。家のそばの市立中学校でも、サマースクールをやっています。進学を目指す人のためのクラスもあれば、ESLでもう少しがんばって新学期からはESLに行かなくても済むように補習をするクラスなど。中には、朝食・昼食つきで無料でスクールバスまで出してくれる「いたれりつくせり」のクラスもあります。併設の「サマーキャンプ」では、テニスや空手などもやっています。
 ご飯を食べさせるだけのサマースクールもあります。このため、ニューヨーク市は、夏休みの期間中、朝食200万食と昼食440万食をこの夏に提供します。今年は、2千300万ドルを用意して、のべ7千800人を雇って、99の学校給食センターを使って千166校でやっています。(去年は966校でした)。18歳以下の児童、生徒が対象ですが、家計を助ける以上に、未成年の非行防止に役立っているそうです。
 市立学校の給食費は、全額自費から一部負担、さらに無料まで。家族の収入と人数に応じて、変わります。この給食を無料の栄養源としている人にとっては、学校の無い夏休みは、栄養が取れない空腹期になります。それで、夏休みも「教育」として無料の給食を続けているのだそうです。「夏休みも学校はみんなのためにやっているんだね。」という声が聞こえてきそうな食事サマースクールです。中一も、そういう心を持ちたいと思います。
(写真はrairakku6's fotolife


<夏休みの宿題>

(省略)

(写真は「夏の集い」から)