さあ、新学期
夏休み、いかがでしたか。長すぎて、育英のことなんかすっかり忘れていたら、もう9月。かばんを2ヶ月ぶりに引っ張り出したら中からプリントがでてきた。「あっ、宿題があったんだ」。あわててやるほうはまだマシで、「今からやったところで…。」「やらなくてもたいしたことないし…。」で、今日、手ぶらで来た人はいないとは思いますが…。
2学期は12月まで4か月と長いですが、この間に精神と体調を取り戻して、社会生活をする勉強をしましょう。あなたは家庭でも、学校でも、地域でも無くてはならない人です。「なくてもいい人」と言われることがあるかもしれませんが、それはあなたのすべてではなく、「その時のあなたのしていることが、その場にふさわしくない」という意味です。育英では、運動会・授業参観日・それに新企画の「遠足」など、ちゃんと行事が入ってメリハリがついていますから、日程を楽しみながら、「その時のあなたのすること」を勉強していきましょう。それが2学期です。(絵は海神中学校)
●新入生
次の生徒が2学期から、みんなの「無くてはならない人」になります。どうぞ、よろしく。
中1 ESさん
中2 KSさん、MTさん
●夏の集い
6月30日に行われた「夏の集い」では、多目的室で各部からの出し物を楽しんだあと、幼稚園から中学まで、縦割り班に分かれてすいか割りをしました。
●生徒作品
●父 一年 SN
父は 僕が分からないことを教えてくれた
物
使い方
言葉
もっといろんな事を教えてくれた
いまでも教えてもらっている
父に お礼を言いたい
●現実に実現 二年 YK
今年の目標は現地校と育英との両立です。
八年生も終盤に入り、九月からはアメリカでの高校生活が始まります。勉強も今まで以上に難しくなることでしょうし、宿題の質も上げなければなりません。育英のほうでも中学二年生になりました。今年はどのように過ごしていけばいいのでしょうか。
先ずは、時間を上手に使いこなすことが必要です。今は、学校から家に帰るとぼおっとしていますが、これからは宿題を少しでも進めます。夕食までに済ませてしまえば、夜おそくまで机に座ることもありません。早く宿題が終われば、その後に自分のすきなこともできますし、その方が健康的です。特に睡眠不足は身体に大敵ですから、十分な眠りも必要です。効率のよい時間配分は、一年間、元気に過ごすためには欠かせません。
九年から高校生になると、生物のクラスを取る事になっています。評判によると、それは、この学校の4年間で生徒が受ける授業の中で最も厳しく、難しいものだそうです。そのためにも、僕は真面目に勉強しなければなりません。今まで時間を割いて勉強したことはあまりないので、少し心配ですが、九月からは勤勉になろうと思います。
昨年、僕が書いた作文では、睡眠時間の上手な取り方の話をしています。それが去年の抱負でしたが、今年になっても僕の時間配分は改善されず、遂に、悪化の一途をたどっています。先ほども少し述べたとおり、睡眠時間は身体の発育にとって非常に重要です。ところが、今のままでは大幅に不足していると言えるでしょう。今年も八時間、いや、欲張って八時間半の睡眠を目指します。
今年こそ実現させたいこの三つですから、僕はこの作文を、自分の部屋の見える場所に張っておきます。
(この作文は六月二十三日午前一時に書かれました。)
花が咲く
虫が鳴く
太陽が笑う
気持ちが高まる
きのうを思い出し
今日を楽しみ
明日を夢見る
私たちは夏から
力をもらっている